Cafe-Rekisikanのブログ

玉島歴史館喫茶室でコーヒーを飲みながらおくつろぎを

歴史館に新しいトピックを公開しました

今回から渡辺義明先生の著書を元に新しいシリーズ「新玉島歴史散歩」を公開していきます。先の大田先生の「玉島歴史散歩」とテーマ的に重なっているところが多いのですが、歴史とは人によって見方が違うものです。そこのところがまた面白いと思います。そういった観点からも楽しんでください。

さて今回は第3話の源平の戦いの巻についてお話しましょう。

平家が勝利した唯一の戦いが水島合戦です。水島というと工業地帯が連想されますが、ここでは玉島の南、乙島と柏島の沖合で起こった海戦なのです。先日源氏方の本陣があったと伝えられている常照院を訪ねたとき本陣跡を示す碑を確認しました。しかしそこへ行くまでの案内板が無く、細い道をグルフル巡ってようやくたどり着いたのです。折角の歴史的記念碑なので道案内板くらいは整備してほしいものです。地元の人に訊いても知らない人が結構いますね。

現在は源平大橋という橋がまたがっています。もし源平時代にその橋があれば、そこから合戦の様子が目の当たりに見られたのではないかと想像すると何やら楽しくなってきますね。

さて本文にもありましたが、水島の「水」は真水が湧き出る島ということですが、乙島も柏島も小さな島なので本当に水が湧き出るようなところがあったのか、不思議ですね。今でも湧き出ているのか調べてみたいと思いませんか?